市販のカビ落とし洗剤で頻繁にカビを落としているのにすぐにまたカビが出るとのご相談をいただきました。

伺ってみるとキレイ好きなお客様で見えるところは基本的にキレイでした。

この様な場合、大概エプロン内が原因になっていることが多いです。

こちらのお宅もそうでした…

暗くて映っていませんが奥の方が真っ黒でした。

これを洗浄し、業務用カビクリーナーで徹底除菌します。

これでエプロン内は大丈夫です。

しかしカビが生えやすいお風呂というのはこの他にも意外なところに問題点があるんです。

突然ですがみなさん毎日のお風呂掃除、どれくらいの時間をかけているでしょうか。

もちろん個人差は大いにありますが、ある調査では65％の方が15分～30分と答えてるそうです。

浴槽内、蓋、水栓回り、鏡、壁、桶、イス、シャンプーボトル、洗い場の床、排水口…

30分以内ですとこれくらい出来ればいい方でしょうか。

では、天井の掃除はどれくらいの頻度でやられていますでしょうか。

なかなか意識が行かず、気になったとしても何となく後回しにしてしまうところだと思います。

しかし皆様ご存知の通り、カビは胞子で増えます。

胞子は目に見えません。

つまり目に見えて必死に落とそうとしているカビはほんの一部なんです。

湿気が溜る天井、滅多に掃除をしない天井。

実はここがカビの胞子の温床になっていることがあるんです。

なんか最近カビが多いな…と思ったら目に見えるものはもちろん、

見た目でキレイでも一度天井の掃除をしてみる事をおすすめします。

その他、カビの予防策としては第一に換気。

それと最後にあがる人は全体に冷水をかけて浴室内の温度を下げると効果的です。

最後にもうひとつ、これはエコとの天秤なんですが、洗濯時に残り湯を使うのは洗濯終了まで浴室内の

湿気、温度を保ってしまうので『カビ』に重点を置いた場合、あまりよくないかもしれません。

それでは皆様、キレイなお風呂で素敵なリラックスタイムを♪