先日やらせていただいたガスコンロが海外製だったのですが、日本製と使っている素材が違う様で汚れの質も少し違っていました。

パッと見、全部普通の焦げかなと思って作業したのですが、薬剤があまり反応しない…。

研磨して落とすのは簡単ですが、削って落とすという事は小さい傷がたくさん付いてしまい、

汚れが付着しやすい状況を招いてしまうのでなるべく傷をつけない方法を考えます。

焦げ落としの薬剤をシップしたり色々試したのですがイマイチ微妙…。

(作業に没頭しすぎて経過の写真撮るの忘れました）

ここで冷静に汚れを分析してみました。

ん？もしかして錆？

錆落としの薬剤で丁寧に作業してあげると

艶を残したまま、ここまで落とせました。

今までこの部分が錆びている状況は見たことがなかったので、日本製と海外製の違いかななんて思いました。

汚れを見極め、適正な薬剤で傷をつけることなく落としてあげる。

これがプロの仕事だと考えています。

しかし、まだまだ知らないことがたくさんあるようです。

お客様の満足のため、自分のプロとしてのプライドのため、妥協することなく日々努力していきます！